フィリピンの現地職業紹介事業者の声
現地職業紹介事業者へのインタビュー(Arix World Manpower Corporation)-
- こちらの写真はこの機関の学生ではなく、イメージです
Arix World Manpower Corporation
ホームページ
団体設立年
2005年
従業員数
8人(日本語対応:4名)
所在地
2nd Floor, AMB Building, Ninoy Aquino cor Multinational, Brgy. Sto. Niño, Parañaque City, Philippines 1700
事業内容
製造、建設、石油・ガス、医療、ホスピタリティ、IT、航空、通信等の業界に対し、フィリピンのプロフェッショナルな人材、技能労働者、非技能労働者等多様な人材の送出し事業を行う。主な派遣国は、日本、パプアニューギニア、マレーシア、サウジアラビア、カタール、ブルネイ、韓国、スロバキアの8か国で、2017年から日本向けに特化し、技能実習、特定技能、技人国の送出しを行っている。
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日本への送出し実績人数
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日本への製造業分野送出し実績人数
送出し人数(研修中の候補者含む)
1500人以上(年間)
うち、日本への送出し人数:約500名(特定技能、技能実習等合計)
人材の募集方法と募集情報の発信方法
主にSNSを活用。以前送り出した方からの紹介や口コミもある。
施設や研修内容の紹介
日本の就労予定先の希望に基づいて、日本語教育機関・訓練センターと提携し、日本語や各職業の教育を実施している。
日本就労時・帰国後のフォローアップ内容
日本国内で就労中の方々とはオンラインで月に1回の面談を通じてモニタリングを実施している。彼らの就労状況、心身の健康状況を確認し、彼らからの要望、仕事への満足度等の聞き取りをする。聞き取った内容はレポートにして受入企業に報告し、必要に応じてモニタリング回数を増やして話し合い、様々な就労上の問題解決に取り組む。また、在東京フィリピン共和国大使館及び在大阪フィリピン総領事館移住労働者事務所(Migrant Workers Office: MWO)やフィリピンの移住労働者省ジャパンデスク(Department of Migrant Workers: DMW)が定める海外福祉モニタリングシステムに就労状況の報告も行っている。
また技能実習で3ー5年の期間を終えた多くの方が、特定技能での就労を希望するため、こうした方々を対象に、特定技能制度の説明、情報提供、希望職種の資格取得等のフォローや、新たな日本の受入先企業の紹介を行っている。
日本を選ぶ理由
日本は他国に比べて、就職先候補としての競争力がまだまだあると感じている。また、日本のキーワードとして、安全清潔、やさしい、勤勉等の良いイメージが浸透しており、現在、日本で活躍している方の家族、兄弟、親族、友人の紹介が絶えない。また、日本の文化やアニメがきっかけで日本語を勉強したい、日本で仕事をしたい、と考えている若い層も一定数いる。
日本での勤務の定着
過去に自社より技能実習で送り出した9割以上が、技能実習2号、 3号を終え、特定技能へと移行した。特定技能外国人制度が開始し5年が経つが、転職はわずかでフィリピン人の定着率は高い印象である。フィリピンは大家族の世帯が多く、日本に行った方の兄弟、親戚から新たに日本での就労希望を受ける事が多い。受入れ企業としても、更なる定着安定のため、親族を積極的に受け入れる動きが増えている。
帰国後の就労状況
帰国後は、フィリピン国内の日系企業などでより高い給与のポジションに就く人材もいる。また、日本で得た知識や技術をもとに、起業をする人材もいる。
最近の人材の職業選択のトレンド
弊社が取り扱う案件に関して言えば、特定技能は建設、農業、飲食料品製造、自動車整備、介護の5分野への就労希望が多く、実際に日本企業とのマッチング件数が多い。製造業分野を含む他の職種はまだ案件数としては多くない状況だが、良い人材は多数いる。
最近の人材紹介の動向
コロナ禍以降、水際対策が緩和されてからフィリピンに注目が集まっており、受入れ企業や監理団体、登録支援機関からの問合せが一気に増えた。 主に以下の3点の理由から、日本向けの人材送出し国としてフィリピンを選ぶケースが増えている。
- フィリピン人材は、日本での勤務の定着率が高い。
- フィリピンでは、海外への就労希望者が現地送出し機関に応募する際、手数料等を支払うことを法律で禁止している。渡航前に人材の金銭的負担の無い、いわゆる「ゼロフィー」で送り出しをされるため、コンプライアンスの観点からフィリピンからの受入れを好む企業が増えている。
- フィリピン国内には、職種を問わず人材が豊富である。